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2005年10月 5日 (水)

沖縄の青い空の下

沖縄本島南部の糸満市摩文仁にある「沖縄県平和祈念資料館」に行ったことがありますか?

kinenkan沖縄旅行というと「青い海と青い空」だけを求めて、琉球王国としての歴史や文化にも触れずに帰ってしまうという人も多いようです。
抜けるような青い空、アダンや芭蕉などの緑、穏やかなエメラルドグリーンの海を見ていると「癒しと平和」を感じることができるでしょう。
でもここは60年ほど前、市民を巻き込んだ史上最悪の地上戦が繰り広げられた地でもあるのです。

沖縄戦で尊い命を落としたのが200,656人(米軍を含む)。うち沖縄出身者が122,228人でその中の94,000人が一般市民でした。そして本島最大の激戦地がこの摩文仁で、一般市民の3人に1人が命を落としたといわれています(伊江島では島民の何と2人に1人がなくなりました)。

資料館には、『「琉球」が「日本」に併合(1879年)されてから戦争に巻き込まれるまで〜戦時中〜敗戦から占領下』と時系列にしたがい、当時の資料や米軍の記録写真や映像、生活用品や兵器、などによってわかりやすく再現・展示されています。

syougenそして何よりも、戦争体験を綴った証言集の部屋は、体験した人でなければ語れない生々しい言葉で満ちています。『鉄の暴風』をかいくぐってこられた彼ら彼女らの言葉に、戦争の無意味さ、凄惨さを改めて思い知らされます。

歴史、特に近代日本史の解釈は人それぞれです。
ただ私は全ての人が、「その時、起こったこと」、特に「沖縄であったこと」を知ってもらいたいんです。

今も世界のどこかで起きている戦争・・・それを早く終わらせ、2度と争いのない世界を作るため・・・青い空を戦火で曇らせないために・・・

もちろん「知った後」どんな解釈をするか、どんな行動をするか・・・それはその人の自由ですが。
isizi
平和祈念資料館を出ると『平和の礎』があります。礎の上には青い空が広がっていました。何もなかったかのような空が・・・。

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