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2005年12月19日 (月)

全日本女子サッカー選手権大会 その3

12月17日(土)は「ひたちなか総合運動公園」と「西京極運動公園」にて第27回全日本女子サッカー選手権大会準々決勝が行われました。

結果はもう皆さん知ってますよね?(17/18日と更新ができずにゴメンなさい、燃え尽き症候群にかかってます(^^))。
おさらいをすると
日テレ・ベレーザ 8-0 INACレオネッサ
浦和レッズレディース 1-0 TEPCOマリーゼ
伊賀FCくの一 1-4 岡山湯郷ベル
スペランツァ高槻 2-3 TASAKIペルーレ という結果。

前回の記事で「ベレーザとINACの対戦が楽しみ」と書いたのですが、ふたを開けてみれば8点の大差がついてしまいました。

sawa 前半の立ち上がりはINACのボールがよく回り、集中力も高く「おっ、これは!」とも思いましたが、前半15分過ぎ頃からはベレーザのペースに。19分にMF5酒井23分にMF10澤に決められ、逆にINACは期待の中心選手のブラジル人二人娘・FW11米津が徹底的にマークされ、攻撃パターンを作ることができませんでした。
後半に入ると開始直後の46分、そして47分にベレーザを、そしてなでしこジャパンを代表するFW、FW9大野FW11荒川に立て続けに得点されると、それまで持ち続けていた集中力がぷつりと切れ、その後4失点と本来のINACの良さを発揮することなくピッチを去りました。
ベレーザのシュート数24本に対しINACは4本、コーナーキック数9に対し0、そしてオフサイド2に対し7と、攻撃力の差は大きく、そして何よりもベレーザのディフェンスライン作りの確かさが光る一戦でした。

uno さて・・・第2試合「浦和レッズレディース」と「TEPCOマリーゼ」の戦い。
これも前回「力が拮抗していて、好試合の予感」と書きましたが、その通りの展開。
MF13中村の左サイドからの切り込み、MF11本間DF2青木からのセンタリングといつものマリーゼサッカーを展開しますが、浦和DFの堅い守りでゴールに結びつかない・・・。
逆に浦和は20分いいポジションからのFKでMF8キャプテン高橋が、マリーゼの3枚の壁(本間、丸山五十嵐 )の頭上を越す絶妙のキック、ボールはクロスバーの僅か下に・・・「うわっ、入った!」と思った瞬間、GK16増田の右手が伸び、ボールは軌道をを変えてバーの上へ。「まっすー」のファインセーブに救われました。
前半はこのような展開で、両チームとも決め手を欠きハーフタイム。

yama 後半にはいると、時間帯によって「マリーゼタイム」と「レッズタイム」に。そして後半15分。浦和は一瞬の隙をついてMF14保坂からのループパスをFW19若林が中央右で受け、ゴール左隅を揺らすこれも絶妙のループシュート。浦和が先制すると波に乗った若林FW24北本などが連続シュートを放ちますが、GK増田がファインセーブを連発。それ以上の得点を許しません。
いやな時間帯に失点を許したマリーゼはその後、DF3センターバック大部を上げて3バックにフォーメーションを変更、必死の反撃を試みます。
しかし、「どうしても一点が欲しい」という焦りを隠せないマリーゼは、センタリングミスや攻めていながらのパスミスが出て、思うような攻撃パターンを作れません。そしてそれは「ゴール前にロングボールを入れる」という攻撃にパターン化されて、ことごとくなでしこジャパンを代表する浦和のGK1山郷にキャッチングを許す結果になってしまいました。

obe 後半29分には抜群の突破力を誇るFW17鈴木を投入、FW14丸山との2トップで中央からの突破を仕掛けますが、浦和DFの堅い守りをどうしても崩すことができずにホイッスル。
彼女たちの初めてのシーズンは終わりました。

試合後の彼女たちの涙をなんと伝えればよいのでしょう?
彼女たちの心中(しんちゅう)を思うとき、なぐさめの言葉を見つけることはできません。もしもそれがあったとしても、僕たちの立場はただの「記録者」であり「傍観者」、声をかけるべきではないのです。
マリーゼに限らず、今大会で敗退したチームが、ともに汗を流し、喜び、悲しみ、その肉体の極限に挑んだ長くも短い一年。その最後の公式戦を終えた彼女たちの本当の思い、そして、このシーズンを最後にプレーを終える選手とその気持ちに思いを馳せる選手、様々な状況と様々な思いは、彼女たちにしかわからない。

喜びの涙を流せるチームはただ一つ。当たり前だけど、切なくなってしまうなぁ・・・。

でも君たちの涙は来シーズンにつながる涙。これからの人生を生き抜ける涙。新たな未来を切り開く力。僕はそう信じています。

実は・・・僕は体調が良くありません。今年の2月から4月にかけて体重が12キロ落ち、筋肉もそげ落ちました。一日撮影すると2日ぐらい体調が戻らない、そんな状態が続いています。でも7月から「Lリーグ」と撮り始め、彼女たちのひたむきなプレーを追っていると「元気」をもらうことができました。そして、マリーゼとともに僕のシーズンも終了しました。
来年は撮影ができるかどうかわかりませんが、可能であれば、もっともっと魅力を伝えることができる写真を撮りたいと願っています。

画像は上からベレーザのそしてなでしこの「クイーン」澤。体を張ったディフェンスを見せた宇野。マリーゼのシュートを横っ飛び、行方を見つめる山郷。マリーゼの攻守の要、大部。
※いつものように一切の無断転載、私的公的の二次利用、プリントを禁止いたします。

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コメント

こんにちは

またまた素晴らしい写真をごちそうさま!(笑)
特に2枚目の宇野選手の写真はGoodですよーん
(ブログで使わせてほしいよー)

まぁ、試合結果は残念でしたが選手の皆さんが一番悔しい思いをしていることでしょうから、きじむなぁさんの言うとおり今はそっとしておいてあげるのが良いのかな?

でも来期は頼みますよ!マリーゼの皆さん!

それではクワピロも暫しの冬眠に突入しやす!(笑)

P.S.
試合会場できじむなぁさんを探したのですがわかりませんでした(笑)
次回はわかりやすい目印を希望しやす
例えば「殿様のかつら」をかぶるとわか・・・(ツーツー)

投稿: クワピロ | 2005年12月20日 (火) 21時51分

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