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2007年5月23日 (水)

工工四

Photo 三線の楽譜です。
『工工四(くんくんし)』といいます。
三線が中国から琉球に渡ってきたのが1390年頃、しばらくの間は楽譜というものが存在せず、師弟の間で口から耳、耳から口へ歌い継がれていたそうです。
『工六四(くるるんし)』や『工工四』が作られたのは400年近くたった一八世紀半ばといわれています。

三線はギター類と違ってフレット板が無いので、押さえるところは『勘所(かんどころ)』といわれています。
工工四にはその勘所が記号のように羅列されています。

弦(チル)は太い糸から『男弦(ウーヂル)』『中弦(ナカヂル)』『女弦(ミーヂル)』といい、男弦の開放が『合』、中弦が『四』、女弦が『工』。
あとは面倒くさいので省略。

調弦(チンダミ)=チューニングは数種類あって、よく使われるのは『本調子(合=ド、四=ファ、工=ド)』、と『一二揚げ(合=レ、四=ソ、工=ド)』かな。

チンダミさえ合わせてあれば、あとは適当に音を拾っていけば弾けるでしょう。なんといっても『勘所』ですもの。

とは言っても、知らない曲を工工四だけを頼りに弾くのは至難の業です。リズムがよくわからなかったりして・・・。

「知らない(歌えない)唄は弾くな」ということかもしれません。
沖縄の民謡は「まずありき」。あくまで唄が主で、三線は従。「一度唄いだしたら三線は止めても、唄は止めるな」と言われるくらいですから。

Photo_2

こんな感じで「記号」が羅列されています。この中に歌い出しや歌い終わり、繰り返しや強弱、技法などが全て書いてあるのですよ。

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